宙のまにまに1巻 ; 時代はアフタヌーン

先日、『宙のまにまに』という漫画を衝動買いしてきたのですが、これがなんと、天文部を創部するというまるでオレのためにあるんじゃないかという漫画なんですね。

私はね みんなに見上げてほしいんだ
私が感動したこの宙(そら)を
そして共有したい
小さい頃…初めて見た星空…
目の前に広がる天の川はびっくりするほど大きくて
じっとしていると吸い込まれそうだった…
あの感覚 あの想い…
見上げて手を伸ばした人にしかわからない……
世界の共有
静かで… 大きな…
だからみんなにも見てほしい
私たちがいなくなった後もずっとずっと…

そのためには初代天文部の努力!!
つまりは私たちの手に!!
なーんてね

もう、感動したわ。

でもまあ、あまり人にはお勧めしないな。僕の場合天文の小ネタに大きく価値を見出しているので、単なるラブコメとしてはよくある話というか設定が薄っぺらい。だがこの際そんなのどうでもいい。ていうかラブコメとしてもさわやかで、非常に健全なので人気が出ても全然おかしくないな。なんていうか、ハチクロをもっとあっさりとさせた感じ。少年誌で作者が女性だとそういうところで安心できるから良いよね。

まあ、とにかく、そんなことが言いたいんじゃなくて、
天体観測なんてのは金のかかる趣味だと思われてるけど、
そんなことはなく、目と星空と感じる心さえあれば誰でも星空を楽しめるんですよ。
あと、この間の現代文じゃないけど、知識があるのと無いのとでは大分得られる感動とか楽しみが違うので、やっぱ星勉強したいな。ギリシャ神話とか知って、昔の人が星座を見て何を思ったのかとか考えれば、天文部マジで面白いと思うよ。

まあ衝動買いって言っても、月刊 天文ガイドで紹介されてて「コレだ!」って思っただけなんですけど。画も良。今度続き買ってこよう。


注)僕は受験生です