扉の外
これ読んだきっかけはこの人のレビュー。
CUBEの一言です。CUBE大好きです。
ソリッド・シチュエーション・スリラー最高です。
で、感想ですけど。
(ネタバレ)
オチは?オチは何なの?ソフィアって結局何よ?
これじゃ、まんまCUBEじゃねえか・・・・
調べたけど、2を読んでも真相は分からないらしいしね。
てっきり、大どんでん返しを期待してたから、もどかしさが残るなあ。
結局、この作品の魅力は心理描写にあったんだなー。
極限状態で、人間は何を考えるか。人間っていってもたかが高校生。これが大人だったらもっと悲惨だったかも。でも、高校生だからこそ、極限状態なのに甘酸っぱい会話ができたり、一体感が生まれたりするわけで、それでこそライトノベルである。
戦争ってこうやって起こるんだなーみたいな。恐怖が心に闇を生むということですね。あと読んでてゲームやってる気分になった。
主人公はすかした野郎でウザい。でも、なんか信念持ってて共感できる部分もあった。
なんていうか平和なんだよな・・・
CUBEみたいに人死なないし